引越しで猫のストレスを減らす対策。当日の段取りと確認すること
お世話になっております、清光です。
引越営業を10年、見積は1万5000件以上こなしております。
その経験を活かして、皆様に引越に関する有益な情報をお送りできればと思い、日々投稿活動をしております。
引越しの日が決まったとき、荷物より先に猫のことが気がかりだった、という方はいませんか。
人は「新しい家が楽しみ」と思えますが、猫にとっては住み慣れた縄張りが突然なくなる出来事です。
この記事では、引越しで猫のストレスを減らす対策を「前日まで」「当日」「業者への確認」の3つに分けて整理します。
読み終えたときには、当日にどの部屋をどう使うかまで決まっている状態を目指します。

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猫の引越しは、新居に着く前から始まっている
猫は場所に慣れる動物だと一般的に言われます。
同じ部屋、同じ匂い、同じ音の中だから安心して眠れているわけです。
引越しは、その前提が丸ごと入れ替わる日になります。
ここで見落とされやすいのが、変化が始まるタイミングです。
荷物が箱に変わり、家具が減り、知らない人が出入りし、床には養生が敷かれます。
猫から見れば、引越しは新居に着いた瞬間ではなく、部屋が片付き始めた時点からすでに始まっています。
だから対策も、当日だけを考えると足りません。
「前日まで」「当日」「新居に入ってから」の3段階で考えると、やることがはっきりします。
引越し前にやっておくと、猫がラクになること
- キャリーバッグを早めに部屋へ出し、扉を開けたまま置いておく
- 猫が普段いちばん落ち着いている場所を把握しておく
- 使っている毛布やタオルを1枚、洗わずに取っておく
- 移動や体調に不安があれば、かかりつけの動物病院に相談しておく
いちばん効くのは、1つ目のキャリーバッグです。
当日にだけ登場する道具は、猫にとって「嫌なことが起きる合図」になりやすいからです。
部屋にある家具の一つになっていれば、当日に押し込む場面そのものが減ります。
3つ目の毛布にも理由があります。
新居は、猫にとって自分の匂いがどこにもない場所です。
匂いの付いた物が最初から1つあるだけで、落ち着ける足場になります。
当日いちばん気をつけたいのは、開いたままの玄関
引越し当日は、ストレスより先に脱走を考えていただきたいところです。
搬出と搬入の間は、玄関やドアが開いたままになる時間が長くなります。
人の出入りも多く、猫が驚いて動いても、その場の誰も気づけません。
ですので、当日の段取りはとてもシンプルです。
猫はキャリーバッグに入れたうえで、作業の動線から外れた1部屋にまとめておきます。
そのうえで、作業員に「この部屋は最後にお願いします」と最初に伝えておきます。

猫の部屋が1つ決まっていると、当日の判断がほとんど要らなくなります。
飼い主さんが慌てずに済むぶん、猫も落ち着きやすくなります。
もう一つ、当日だけ知人宅やペットホテルに預けるのも十分に選択肢です。
知らない人が家を歩き回る数時間より、静かな場所で待つほうが負担の小さい猫もいます。
引越し業者に確認しておきたい4つのこと
ここは遠慮なく聞いていただいて大丈夫です。
見積もりの時点で確認しておけば、当日の段取りがそのまま決まります。
- 猫を業者側で運んでもらえるか(トラックの荷台では運べないのが基本で、対応は会社によって異なります)
- 猫を入れておく部屋を、最後に作業してもらえるか
- 到着時間の目安を、いつ教えてもらえるか
- 新居ではどの部屋から荷物を入れるか。猫の部屋を先に確保できるか
1つ目は特に大事です。
ペットの輸送を扱っている会社もあれば、扱っていない会社もあります。
運べない前提で考えると、猫は飼い主さんが一緒に移動することになります。
3つ目の到着時間は、預け先を使う方ほど効いてきます。
時間帯の決め方は午前便・午後便・フリー便の選び方にまとめてありますので、あわせてご覧ください。
よくいただく質問
Q. 新居では、すぐ家じゅうを歩かせていいですか?
一般的には、いきなり全部屋に放すより、まず1部屋を猫の部屋にする方法がよく紹介されています。
トイレと水、使っていた毛布をその部屋に置いて、本人が出てくるのを待つ形です。
Q. 移動中、キャリーバッグから出してもいいですか?
移動中に出すのは避けたほうが安全です。
車のドアを開け閉めするタイミングで、飛び出してしまう事故が起きやすいためです。
Q. どれくらいで新居に慣れますか?
ここは猫によってまったく違うので、日数の目安を申し上げることはできません。
食欲やトイレの様子が普段と違う状態が続くようなら、動物病院にご相談ください。
まとめ
- 猫の引越しは、新居に着いてからではなく、部屋が片付き始めた時点から始まっている
- キャリーバッグは当日ではなく、早めに部屋へ出して普段の家具にしておく
- 当日の最優先はストレス対策より脱走対策。1部屋にまとめ、その部屋は最後に作業してもらう
- 運べるか・部屋の順番・到着時間・新居の搬入順の4点は、見積もりの時点で業者に確認する
- 新居ではまず1部屋。使っていた毛布を置いて、猫のペースに任せる
やることは、そんなに多くありません。
「猫の部屋を1つ決めて、そこを最後にしてもらう」——これだけ決まっていれば、当日は驚くほど落ち着いて進みます。
準備した時間が、そのまま猫の安心に変わりますので、ぜひ早めに決めてしまってください。
こちらの情報が、皆様に役立てたら嬉しく思います。
引越しに関する投稿をお送りしようと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
また、皆様からの質問やご意見お待ちしております。
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